4067m2333789p223s

ウザクさんの何切る見てたらなんか違和感あった。 続きで詳しく見ていく

目次

元牌姿と動画

受け入れ枚数
  • 打2p→総受け入れ45枚,良形枚数は345678m124sの30枚
  • 打2s→総受け入れ25枚,全良形
  • 打47m→総受け入れ29枚,1234p124sの22枚

この比較で良形枚数で劣る47mは微妙、愚形全無視しても良形枚数で上回れる打2pがよいという感覚。

動画での解説内容
  • 2333pを残したい→そのためには索子1ブロックが必要
  • 打7mツモ5sみたいなテンパイはいらない
  • 打2sだと良形確定する。47m縦もまあ良し。

みたいな感じ。これで気になるのは

  • 打2pのほうが良形枚数が多い
    • 説明では「2pは受け入れが多いけど愚形テンパイも多い」としており、良形枚数でも2pが上回っていることに言及されていない
  • 5sツモみたいなのはツモ切りでもいい
    • 上と関連するが、良形枚数で上回ってるなら愚形はツモ切りしてもいいはず。フリテンになる恐れもあるが。
  • 38mツモによる三面張も2333pに劣らない形になる

このあたりが無視されているように感じる。

何切るシミュレータにかける

麻雀何切るシミュレーター version 0.9.0を利用する。

6巡目

12巡目

11巡目

シミュレーション結果について

  • 設問の6巡目時点では打2s有利。
    • テンパイ率は打2pのほうが高い。
    • 和了率では打2sのほうが高い。(打2pは愚形テンパイも多いため)
  • 12巡目以降は逆転して打2p有利。
    • 終盤になるとテンパイ率・和了率の落ちが激しく、少しでもテンパイしやすい打牌が推奨される。
    • ただし、全体の期待値自体が下がっているため、差としてはそんなに大きくなならない。

上2つから和了率とテンパイ率のバランス問題だと考えると誤解がある。

  • 11巡目では打2s有利。
    • テンパイ率・和了率ともに打2sが下回る
    • つまり打点の影響が大きいと考えられる。(ここではピンフがつくこと)
    • 有利とはいえ差が小さく、実際には和了率の高い&今後逆転する打2pに受けたい。(もうちょっと早く、9巡目ぐらいからこうしたい気持ち)

ここまでのまとめ

  • ピンフの一翻も結構大事なのでちゃんと考慮しよう
  • そこに言及せず形の話だけ言うのはあんまりよろしくない

長くなったので一旦ここまで。
次回は1手進んでテンパイした形での局収支を見ていく予定。




おまけ ピンフがつかない場合

789pを999pに変えて、ピンフを消して回してみる。結果は以下の通り。

このように打2pが有利になった。 9p暗刻の分符ハネがあるとか、三暗刻の可能性も出てくるなど、ちょっとややこしくなってしまったので結果を貼るだけにする。