23345667p223s4r55m

※2020年5月ぐらいの話題を書こうとして放置していたのが残っていた。今見てもわからなかったのでちゃんと仕上げる。更に元ネタは2012年ぐらいのものらしい。

twitterから。ドラ7m。
結論として打3sがいいという感じになっていたがよくわからないのでここで整理する。

第一感は5m

ピンズはウイングでつよい。触らない。
8枚ウイングは3メンツになるかもしれんし2メンツ1雀頭になるかもしれん。
223sから打3s、4r55mから打4mのような雀頭固定はウイング形の機能を低下させるのでよくない。 両面固定の2s5mの比較はタンヤオなりやすさで打5m。

とりあえずツールにかける

例によってタケオしゃんのやつ。 受け入れ枚数順に36p→5m2s→3s→4m→2p7p
正直ピンズを触りたくないが、見落としをなくす目的なら36pについても考えたほうがいいかも。

強いイーシャンテンになる打牌を探す

何が難しいって二向聴なのがしんどい。枚数が多く比較が大変。 ふわっとした判断ができればいいけど、それをやった結果が打5mなのでちゃんと比較するなら1個ずつ見ていくしかなさそう。

とりあえず5mと3sの比較だけやるか。良形テンパイが取れるものを考えていけばいいはず。

打5m

15種48枚 5sの4枚以外は全良形確定(打牌によっては確定しないが選ばない予定)
タンヤオピンフ、イーペーコーがあったりなかったりする。
ツモ36m打3s 26枚
2s打3s25枚
14s打2s25枚
14p打3s21枚
36p打63p18枚
58p打3s21枚
27p打3s14枚

強いていうと4pが一番嬉しいぐらいで、あとはまぁ普通か。27pが若干しょっぱい。
44枚でそれなりの一向聴になる。

打3s

15種46枚 247m以外の12種35枚で以下のような一向聴
2s打4m26枚or3p切って25枚+愚形10枚
3m打3p27枚+愚形13枚
6m打3p30枚+愚形6枚
14p打6p21枚
36p打72p18枚
58p打3p21枚
27p打63p18枚

ツモ36mでマンズピンズくっつきに取れるのがつよい?特に6mだとマンズ中ぶくれでつよい。
ピンズの方は優劣なく、先埋まりの場合にドラ表周りのターツを厚く持てるメリットもある(立体でどう扱うかは微妙)。

デメリットは愚形率。
まず247m引きの形が微妙で、この恵まれた形からは多少もったいない一向聴形になる。
また、36m引きの強い一向聴も良形確定にはならない。枚数自体は多くなるし、全体的には上位互換と言っていいと思うけど。


比べてみたら打3sの方がよさそうだが、原理的になぜそうなっているのか、一般化可能かというとよくわからない。
打5mはブロック数をマンズ1ピンズ3ソーズ1に固定する行為で、打3sはマンズ2ピンズ2の可能性も残している分マンズ側に広がりがあるということだろうか。
ウイング形は1枚外しても十分いい形で、その1枚をマンズくっつきに回すことでより広くなるといった感じか。

8枚ウイングの典型としてよく出てくるのは
345m23345667p223s
のような形で、この場合はブロックが決まりきっているため広がりがない。逆に言えば、この牌姿でマンズが伸びた場合は打3pが有力な選択になるということか。

参考
何切る論争 23345667p223s4r55m - Togetter