役牌による打点上昇
孤立役牌っていつ切るか難しいですね。ほぼ毎局出くわす問題なはずなんですが、未だにはっきりした正解は出せず、人によっても意見の分かれるところだと思います。
また「打点上昇のために役牌を残しておく」「重なっても安いから役牌を切る」等のフレーズを聞くとどっちやねん!ってなります。
どういった手牌で役牌を残せばいいのか、打点面で考えます。
孤立役牌を重ねることで打点が上昇するケース
- 他に役牌対子がある
- ホンイツになる
- トイトイになる
孤立役牌を重ねても打点が上がらないケース
- 他に役牌がない
- リーチができそう
- 平和になる
- タンヤオになる
「役牌を重ねたとき、それに複合する役がある場合は残す、そうでない場合は切る」ということになります。
性質上鳴いて手を作ることが多く、リーチとの複合が起きづらいです。当然ながら平和やタンヤオもつかないため、メンタンピン(3翻)VS役牌ポン(1翻)の比較ではメンタンピンの方が嬉しいですね。
逆にホンイツやトイトイのケースでは上記門前役が否定されているので、役牌でのプラス1翻が効いてきます。
役牌を残して見える役、切ることで見える役を考えて打つことが大事かなと思います。 実際には速度や守備面もあるためもっと複雑ですが。