順位点の意識

天鳳のpt配分について考えます。

七段配分だと上から順に
+90,+45,0,-135
ラスが重いルールです。
ではその重みを具体的にわかっているのか?というのが今日のテーマです。

オーラスの例をいくつか見ていきます。七段配分だと思ってください。 f:id:jkaljsoiw:20181103200245j:plain

ラス目、満貫テンパイ、ライバルからリーチ。
オリたらそのまま。押した場合、和了できたら2着、放銃したらラスのまま。
上がり目しかなく、押すだけの場面です。




f:id:jkaljsoiw:20181103200221j:plain 2着目、リーチするとツモか裏でトップ。ただ親が染めっぽいし、追いかけられての事故率も上がる。
ここで「トップだと90pt貰えて、ラスだと135pt減る」と考えたらミスです。

現状2着ということは「このまま無事に終えたら45pt貰える」わけです。ここでのリーチは「今より45pt多く貰えるかもしれないが、180pt減るかもしれない」選択になります。*1
期待値的には4回に3回トップ、1回ラスを取ってようやくトントン。かなり分の悪い賭けですね。




f:id:jkaljsoiw:20181103200254j:plain トップ目とは言え3万点未満。実質2着として考えましょう。
ひとまずアガリに向かうとして、対面と上家への放銃は避けたいですね。


意外と出来てない人が多そう、と思って書きました。特に2枚目みたいな、トップラスどちらもあり得るとき。
正直な話、私も半年ぐらい前に教えてもらってようやく知りました。

でもこれって天鳳特有ですらないんですよね。順位点を絡めた押し引きはどのルールでも超重要なところです。配分が違うだけ。
ルールが変わると勝てなくなる、という人はこの押し引きの変化に対応できてないのかもしれません。自戒含む。

*1:2着キープ,3着落ちの可能性もあるけど省く