ばっしーの打牌を見つつ応援しようの会 10/3
※敬称略
自分語りから入る。
第4期天鳳名人戦と、それから少し後のねこ研(金子正輝の研究会)放送が私の麻雀の転機といっていいかもしれない。
特にねこ研での多井が凄まじく、検討で相手の手牌をこれでもかというぐらいに読んで当てまくっていた。それまでプロといえば小島武夫か土田浩翔だった私はひどく衝撃を受けた。プロってこんな凄いの?ほんとに同じ人間が麻雀打ってるのか?
石橋は司会担当だったこともあり実力を見せる機会はなかったが、とにかく私にとってプロの二大巨頭は多井&石橋になった。
ただ現実には二人が並び立っているとは言い難いと思う。やはり色んなものの中心に多井がいる印象が強い。
最近の石橋は戦績も芳しくなく、Mリーガークビも噂されていた。
でも石橋に活躍してほしい。私に出来ることと言ったら応援することぐらいしかない。
というわけで応援ブログです。とは言っても特に称賛はせず、自分が気になったところをあげていくのでネガキャンになる可能性もある。
まあファンであることと打牌に疑問を持つことは全く矛盾しない。
【10/3 第二試合】
<出場選手>
東家 佐々木寿人 (格闘倶楽部)
南家 石橋伸洋 (Pirates)
北家 沢崎誠 (サクラナイツ)
牌譜はここからどうぞ。
東1局1本場
1枚目は打7pで2枚目は打9m。
最初から打9mの方がよさそう。三色つけば5200とはいえ、リャンシャンテンの時点で愚形確定に動くのはどうなのか。
3445pが好形になりやすい上に赤引きや一盃口もあるし、途中で6s引いてタンヤオになることもある。打点面でも不利に働きづらいと思う。
ダマ。5巡目にドラ切ってきた親の寿人警戒。めちゃくちゃわかるけどかといってダマの方がいいんだろうか。
局収支だけで言うなら親の先制入ってても曲げれるわけで、見た目先制ならそれこそ曲げちゃえばいいような。
平和のみって打点上昇薄めでダマっててもあがれるから最近よくわからない。一番むずかしい手かも。
南2局0本場
ここから打北。道中の最善はわからないけどこれは押していいんじゃないか。
沢崎は4pスルーして1pチー打北や、1枚切れの東を先に切って後から手出し7mなどチャンタっぽさも残していた。チャンタの構成牌はだいぶ減ってるけど一応残ってはいる。
とはいえ7s鳴かない理由はないはずだし、鳴けなかったとしてもどっから89s引いとるねんって感じだから切っていい気がするなあ。
でもピンズやドラは打てず、すぐやめそうだから7sレベルのリスクも追わないっていうのも一理ある。 わからん。
南4局0本場
ブロックが足りたため、埋まりづらいドラ受けを外す打7pと両面固定の打4p。
脇へのオリは北中でいいしちょっとやりすぎじゃ?と思ったけど沢崎の手順が効いてるのかも。
1p9p3pって手出しされると普通の速い手感が増す。
沢崎の早いリーチ想定なら47p切りは危険牌先切り、現物待ちになる両面固定、安牌確保といい条件の揃った一打。
素だとどっちもやりすぎに思うけどどうなんだろう。
南4局1本場
この8mなんだ?見返して初めて気づいたけどよくわからなかった。 意見求む。
全体
順位が変わるほどの差ではなさそうだが、結果的には少しずつ沢崎に翻弄される半荘となったか。どうした黒いデジタル!
路上感想戦でも「色々やってくると思ってた」とは言っていたので、次回はその情報すらも利用して逆に相手を翻弄してほしい。
でもうまぶりはやめてね。打点下げてスジ引っ掛けとか絶対やめてね。
関係ない感想
牌譜に起こしてから気づいたことがめちゃくちゃ多かった。
放送見てるだけだとかなり平面に寄っちゃって、まともな検討は正直無理っぽい。解説が拾いきれないのも仕方ないよな…。